パッケージ利用(お薦め)
RedHat系のRPM、Debian系のapt、BSD系のportsなど、 コンパイルされたパッケージが利用できるのであれば、 そちらを利用するのが楽です。
ソースコードからコンパイル
インストールしようとしているOS用のパッケージがない場合、ソースコー ドからコンパイルする必要があります。この説明は省きます。FTPミラー から source/v8.1.4/postgresql-8.1.4.tar.gz をダウンロードし、付属のドキュ メント等を参照してコンパイル・インストールしてください。
Fedore Core の場合は、yum というパッケージ管理システムからインストール する方法が便利です。設定で自動アップグレードもできます。
PostgreSQLサーバ立ち上げに必要なパッケージは、次の3つ。
postgresql postgresql-libs postgresql-server
インストール
rootアカウントになり、以下の yum コマンドで上の3つのパッケージをイ ンストールする。postgresql-server だけ指定すれば、他に必要なパッケー ジも自動的にインストールされる(はず)。
# yum install postgresql-server
インストールされたかどうかを rpm コマンドで確認。
$ rpm -q postgresql postgresql-8.1.4-1.FC5.1
設定
TCP/IP からPostgreSQLサーバへの接続を可能にするため、起動スクリプ ト /etc/init.d/postgresql をエディタで開き、始めの方のどこか適当な 行に以下の設定を追加する。
PGOPTS=-i
rootアカウントから以下のコマンドでPostgreSQLサーバを起動する。
# /etc/init.d/postgresql start
下の例のように、postgres ユーザになって DB のユーザを作成する。 <account_name> のところは ログインアカウントで置き換える。質問に は、create databases に y と答え、他は y でも n でもよい。
# su postgres $ createuser <account_name> Shall the new role be a superuser? (y/n) n Shall the new role be allowed to create databases? (y/n) y Shall the new role be allowed to create more new roles? (y/n) n CREATE ROLE $ exit # exit
ローカルホストからのJDBCによるアクセスを可能にするため、 ${PGDATA}/data/ ディレクトリ ( Fedoraの場合は /var/lib/pgsql/data/ ) にある pg_hba.conf ファイルの内容を見て、以下の行があるかどうか確認し、 なければ追加する。
host all all 127.0.0.1 255.255.255.255 trust
追加した場合は、再起動して設定を反映させる。
# /etc/init.d/postgresql restart
メタデータを格納するテーブルを入れるDBをを作成しておく。
$ createdb -U <account_name> metadb