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「VO講習会 2015年2月」 1st circular (2014-12-16)
http://jvo.nao.ac.jp/vos2015a/
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*** 趣旨 ***
世界中の天文データベースを利用した天文学研究を実施するため
の研究基盤として、ヴァーチャル天文台 (VO) の開発が世界の主
要国で進められています。
自然科学研究機構国立天文台ではヴァーチャル天文台の研究開発
(Japanese Virtual Observatory(JVO),http://jvo.nao.ac.jp/)
を進め,2007年度より海外のヴァーチャル天文台との観測データ
共有などが可能となっています。
また、ALMAデータの VO を介した公開と、ALMAデータ用の
viewerの開発も行っています。
国立天文台JVOプロジェクトでは、VO を広く活用していただくた
め、VO 講習会を開催いたします。講習会では、JVOポータル、お
よび TOPCAT, Aladin, Specview 等の VO ツール、および、ALMA
WebQL, Vissage(ALMA VO Desktop viewer)を動かしていただき、
利用法の講義、およびこれらを用いたサイエンスケースの実習を
行います。なお、講義のみの参加も歓迎します
前回のVO講習会の資料が、ウェブページに掲載されています。
ご参照ください。
http://jvo.nao.ac.jp/vos2014a/
*** 日程・会場 ***
日程:2015年2月26日(木) 〜 2月27日(金)
両日とも10時開始17時頃終了の予定です。
場所:国立天文台 三鷹キャンパス 南棟(図書室のある建物)
2階共同利用室
(アクセス) http://www.nao.ac.jp/access/mitaka/access.html
(構内地図) http://www.nao.ac.jp/contents/access/mitaka/naoj-mitaka-map-color-201402.pdf
*** 講習内容 ***
(プログラムは1月中旬の2ndサーキュラーで回覧予定)
<1日目 (2/26)> 講義
# ポータル、アプリ等を利用してもらいながらの講義となる予定です
- JVO portal v1 の使い方 (WebQL含む)
- Vissage
- VOTool各種: TOPCat, Aladin, Specview
<2日目 (2/27)> 講義と実習
- 様々な天文データサービスの利用方法
VizieR(カタログ・表検索), SDSSカタログ,
NED(系外天体データベース) 等
- 星の金属量測定
- 活動銀河核のクラスタリング調査
*** 実習課題 ***
実習は、下記の3つの課題の中から興味のあるものを選択してい
ただきます。
(A) 活動銀河核(AGN)と銀河のクラスタリング度の測定
JVOから、AGN周辺の UKIDS, SSDSS カタログデータを取得
する。銀河の数密度を測定するプログラムを作成し、AGNと銀河
の相互相関係数を求め、AGNの存在するダークマターハローの質
量を推定する。
(B) 金属欠乏星の視線速度と金属量の推定
Subaru HDS スペクトルデータをJVOから取得し、Specview
を用いて視線速度、吸収線等価幅を測定する。等価幅データ
から成長曲線を作り、金属量の推定を行う。
(C) 様々な天文データサービスを用いて、基礎的なカタログ
等を実際に使用。
前回講習会の講義資料、実習テキストは、下記サイトに掲載されています。
http://jvo.nao.ac.jp/vos2014a/
今回の講習も同じ実習テキストを利用する予定です。
講習会では実習テキストの詳しい説明は行いません。
各自で実習テキストに目を通しておいて下さい。
課題 C の実習テキストは一週間前までに講習会 Web ページ
(http://jvo.nao.ac.jp/vos2015a/) に掲載予定です。
*** 申込方法 ***
末尾のフォーマットに記入のうえ、下記の申し込み先に,
お申込ください。
< 宛先 >
yuji.shirasaki -at- nao.ac.jp
国立天文台 天文データセンター 白崎 裕治
( -at- は @ で置き換えてください)
< 旅費申請締切 > 1月26日(月)
< 参加申込締切 > 2月12日(木)
実習を行うため、参加可能人数に限り(約10名)があります。
参加者多数の場合は先着順となりますので、予めご了承下さい。
当日は、ラップトップ PC (OSは問いません) をご持参ください。
各自の PC で実習をおこなっていただきます。講義中も、
各ツール等を実際に操作していただく予定です。
(実習で使用するPCは、メモリ2GB以上のものを推奨いたします。
マウスも持参いただくことをお勧めします。)
*** 旅費補助について ***
希望される場合、旅費・滞在費は国立天文台で負担することが
可能です。ただし予算に限りがありますので、必ずしもご希望通り
支給できない場合がありますので、ご了承ください。
学部学生の方、および研究機関に所属されていない方には、旅費
滞在費の支給ができませんが、参加は可能です。
*** 実習の計算機環境について ***
・実習は、各自の持参したラップトップPCで行っていただきます。
マウスが無いと使用しにくいツールもありますので、マウスも
持参いただくことを推奨します。
・当日のネットワークは、無線、有線の双方を準備しております
ので、どちらかをご使用いただけます。電源も用意されます。
・実習課題は、3テーマから1つを選択していただきますが、
(A)「AGNと銀河のクラスタリング度の測定」の課題を行われる方
(B,Cを選択してAも実施してみたい方を含む)は、仮想マシンを用
いて実習を行いますので、事前に下記の準備をお願いします。
・(B)「金属欠乏星の、視線速度・金属量の推定」
の課題を行われる方は、3ボタンのマウスを持参されることを推奨
いたします。また、JAVA 上で動作するツールを使用しますので、
事前にJAVA実行環境をインストールしておいて下さい。(方法は
下記参照)
http://jvo.nao.ac.jp/vos2010/java.html
***** 実習課題(A)を行われる方へ *****
・メモリ 2GB 以上、ハードディスクの空き容量 30GB 以上の
マシンを用意ください。
Virtual Machine を利用するために必要となる計算機のスペックです。
用意が難しい場合はあらかじめご連絡ください。
・講習で使用するノートPCには、
VMware Player
または
VirtualBox
をインストールしていただきます。
実習で必要となるソフトウエアがインストールされた 仮想マシン
イメージを利用して頂くために必要となるソフトです。無償で利用
できます。インストール方法がわからない場合はあらかじめお問い
合わせください。
・講習会で使用する仮想マシンのイメージは、講習会の1週間前まで
には、講習会webサイトに掲載いたします。
(7-Zip 形式で圧縮されており、約 2 GB程度、展開すると
約 8 GB のものになる予定です。)
(参考)前回の講習会で使用したものが、下記サイトにあります。
*****************************************
================ 講習会参加申請書 ================
氏名:
ふりがな:
所属(機関・学部・学科・研究室):
職名または学年:
電話/ファックス番号:
電子メールアドレス:
参加予定:(該当するものを残してください)
実習も参加(2/26 & 27)
講義のみ参加(2/26)
実習課題: (選択するものを残してください。
未定の方は選ばれなくても結構です。)
(A) AGNと銀河のクラスタリング度の測定
(B) 金属欠乏星の、視線速度・組成の推定
(C) 基本的なデータベース・カタログ体験
講習に持参するPCの、OSとそのバージョン:
(例: Windows 7, Mac OS X 10.9.5, CentOS 6.6)
プログラミング経験: 有 / 無
「有」の場合、利用したことのあるプログラミング言語 :
(例: シェルスクリプト、C、C++、Python、Java)
コスモス会館宿泊希望(該当するものを残してください):
有 (チェックイン: 月 日、チェックアウト: 月 日)
無
旅費援助希望の有無(該当するものを残してください):
有 (国立天文台着: 月 日、 国立天文台発: 月 日)
(所属先最寄駅: )
無
旅費希望の場合、旅費書類送付先(所属機関住所を記入ください)
郵便番号:
住所:
その他:
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不明な点などありましたら、申込先アドレスまで
お問い合わせください。